ギャラリー｜大阪市大正区にあるガラス工房 nekomata Lab

海に潜ると広がる、どこまでもどこまでも深い青。

まるで鯨が泳ぐような、深い青を詰めました。

雨のような　泡のような柄は、透明とすりガラスに分かれていて、上から覗き込むと乱反射した光がすりガラスに蓄えられて光っているようにも見えます。

光と透明感を表現した、夏らしい作品です。

手毬のような格子状のすりガラス模様からちらりと輝く春色です。
陽の光を受けながらころころと転がせば、ふわりと舞うきらきらのなかに蝶を見つけられるかもしれません。

覗き込めば宇宙が見えるような、吸い込まれるような、じっとみていたい。そんな作品です。
見る角度によって暗く見えたり、輝いて見えたり透明に見えたり。

液体が入っているので振ると星屑がキラキラと舞います。
コロコロ転がすとビーズが角度を変えキラリと光って見せます。

桜の花びらのようなやさしい白い背景に薄桃色のビーズがころりと転がります。桜が吹雪くのをイメージして多めの金色のラメを入れていますので、転がすように振ればキラキラと輝きます。
中には桜の形をしたパーツが入っています。

白い大地にキラキラとダイヤモンドダストのように漂うラメと、玉雪のような丸いオーロラがふわりと舞います。
中には雪の結晶のパーツが入っています。

すみれの花のように優しい紫色がほんのり色づいています。控えめに主張する紫がふとしたときにきらりと光ります。
中には花のパーツが入っています。

澄んだ空気の中
明るくなるにつれ色を薄めていく空の青と
明けて光を増していく空を詰めました。

燃えるような赤い空。

赤い紅い雲や夕日。

けれども何処か澄んだ空を詰めました。

揺れる波のように。

綺麗な綺麗な明るい海を詰めました。